まるで薔薇の花びらを飲んでいるかのよう!!
口の中に広がる、魅惑的で情熱的で、
どこか儚い野性的な果実味・・・。
一体この、あまりにも衝撃的で、魅惑的な味わいに何人
の人たちが魅了されたことか!!。
そして、遂に、イタリア最高評価誌あの[ガンベロ・ロ
ッソ]までもが、この【薔薇の花びら】に魅了され、
それまで絶滅寸前でこの世に出ることがなかったこのワ
インを、一気に大絶賛しながらワイン界の表舞台に登場
させてしまった・・・伝説の赤ワインを本日ご紹介させ
ていただきます!!。
このブドウを栽培する時、ブドウの皮から涙が出るよう
に雫が垂れることでその名が付いたと言われる[ラクリマ]
というブドウ品種100%からできる、その名も、
[アジィエンダ・アグラリア・
ジュスティ・ピエルジュヴァンニ・ラクリマ 2010] !!!!!
私がこのワインと出会ったのは今から5年前。
このワインを輸入するインポーターさんの試飲会で、当
時全く無名のこのワインに、多くの人だかりができて、
全く経験したことのない、まさに【薔薇の花びらの香り】
という表現がピッタリの、一際魅惑的で、一際衝撃的な
味わいに遭遇したんです!!。
しかも、口に含んだ時の、赤い薔薇の花びらをそのまま
飲んでいるかのような濃厚で、細かい粒子が口の中で心
地よく広がるタンニンに、スミレの花の香りが溶け込ん
だ野性的なその土地の風味が相まって、その日、何十も
のワインを試飲したにも関わらず、このワインの印象が
頭から全く離れず、
『全部ください!!』
と、当時のインポーターの担当者さんにお願いしたほど
だったんです!!。当時、このワインは、[ラクリマ]とい
うブドウ品種が絶滅寸前だったこともあって、生産量も
極めて少なく、さらには日本に上陸する数もわずか300本
ほどしかなく、この
『まるで薔薇の花びらを飲んでいるかのよう!!』
と心を射抜かれたイタリア・レストランのシェフ、ソム
リエさんたちと、まさに激しい争奪戦に!!。そんな中、
ご紹介したこの[ラクリマ]は、当然の如く、発売即完売
を繰り返し、一気に、伝説の幻ワインとなってしまった
んです!!。
この[ラクリマ]は、イタリアはマルケ州アンコーナ周辺
の一定の地域にのみ現存する希少地品種で、正式名称は
【ラクリマ・ディ・モッロ】。皮に涙が出るほど皮が薄
いために栽培が難しく、現存の栽培面積もたった数百ヘ
クタールしか残っておらず、そんな中、今回ご紹介の
造り手[ジュスティ・ピエルジョヴァンニ]はこの地ブド
ウのもつ個性を見事に表現できる、まさに伝説の第一人
者!!。
2000年からこの絶滅寸前だったブドウの復活に尽力し、
根本的に収穫方法・醸造方法を方向転換し、飛躍的に[ラ
クリマ]の特性を表現し始めます。さらに醸造責任者に
20年以上にわたりこの地区の[ラクリマ]を熟知している
ジャンカルロ・ソヴェルッキ氏を迎え、この伝説・幻の
ワインを遂に蘇らせます!!。
そして、迎えた2006年!!
遂に遂に、イタリア最高評価誌あの[ガンベロ・ロッソ]
誌が、このワインを初めて取り上げ、なんと初掲載なが
ら掲載された4アイテム全てが、準満点の2つグラスを
獲得!!。しかも、2007年、2008年と3年連続で、この
【4アイテム全てが準満点の2つグラス獲得!!】
という物凄い快挙を達成したんです!!。
そしてそして!!!、
3年連続で極めてコストパフォーマンスの高いワインだ
けに付けられる称号★マークを獲得し、お値打ちワイン
ぱかりを特集した[アルマナッコ・デル・べレベーネ]誌
の2006年版、2007年版、2008年版と3年連続で【オスカ
ー賞】を獲得!!。
さらにさらに!!、遂に遂に最新[ガンベロ・ロッソ]2009
年版では、最終選考まで残った証、赤の二つグラスを獲
得し、遂にイタリア頂点の一歩手前までよじ登って来た
んです!!!!!!!!!。
今や、イタリアを代表する、最も安くて美味しいワイン
の代表の座に上り詰めた、というわけです!!。
まぁ飲んでみてください!!
私はこのワインを2001年ヴィンテージから毎年飲み続け
ていますが、今回ご紹介の2010年ヴィンテージは、その
濃厚さにおいて、脳裏に衝撃が走った最高の2001年ヴィ
ンテージを間違いなく超越しています!!。しかも舌の上に
感じるタンニンは初めて感じる偉大さで、ブドウの出来
が極めて良かったことが手に取るように分かります!!。
『グラスに注いだ瞬間に広がる、まさにまるで薔薇の花
びらのような妖艶な香り!!。それを口に含むとサラサラ
とした細かい粒子のタンニンが口の中で心地よく広がり、
その妖艶な香りに複雑味を与えてくれます!!。
そして爽やかに広がる酸味に、栗の香りを思い起こさせ
るほっこりした余韻・・・』
まさにこれぞ濃厚なる伝説のラクリマの味わいです!!。
とはいえ、この年産2500ケースしか造られることがなく、
現地イタリアでも、ここ日本でも、絶滅寸前の幻のワイ
ンであることに変わりありません!!。
まるで薔薇の花びらを飲んでいるかのよう!!
こんなにも魅惑的で情熱的で、どこか儚い野性的な果実
味を持ったワインは、他にはありません!!。
是非とも、是非とも、味わってみてください!!。