ヴェルメンティーノ
1899年、当時の有名な政治家、クィンティーノ氏
の甥エルミニオ・セッラ氏とエドガルド・モスカ
氏がアルゲーロ(イタリア、サルデーニャ州サッ
サリ県)の自然と大地に魅せられて、領主のヴィ
ッラマリーナ家から土地を購入したのがセッラ&
モスカ社の始まりです。
所有総面積は650ヘクタールで、そのうちブドウ
畑は500ヘクタール。これは自社畑としてはヨー
ロッパでも最大級の広さを誇ります。
セッラ&モスカ社はブドウ畑の新しい管理方法
と新しいワインを造るための技術の開発に力を
注ぎ、その独創的な技術やノウハウによってサ
ルデーニャ島全体のブドウ栽培とワイン醸造の
発展に多大なる影響を与えました。
また現在の醸造責任者、マリオ・コンソルテ氏
のもと、重い赤ワインが中心だったサルデーニャ
ワインにさわやかなテイストを加え、消費者の
ニーズにも応えたワイン造りを行っています。
「サルデーニャワインに新しい可能性を開いた
醸造元」として、イタリアワイン醸造界全体に
も新しい道筋を指し示してきた権威あるワイナ
リーです。
そんな名門ワイナリーが造るこの白ワインは、
緑色を帯びた輝きのある麦わら色をしており、
サルデーニャ特産のブドウ品種、ヴェルメン
ティーノならではの白い花の香りと、軽やか
でみずみずしくフレッシュ感のある心地よい
爽やかな風味が特徴です。