【sirocco シロッコ】・・・
それは、アフリカ大陸・サハラ砂漠の方から北アフリカ、
シチリア島、南イタリアと吹き渡ってゆく南東の風・・・
本日登場のワイン、なんとこの国のワイン自体お取り扱
いは当店初となる、ここ日本では極めて入手困難なるワイ
ン!!まさにアフリカから吹き上げる熱風のように、日本
市場に旋風を巻き起こすこと間違いナシの幻ワインの登
場です!!
それでは早速ご紹介しましょう!!、その名も、
[シロッコ・ロゼ]!!!!
なんと当店初登場となるこのワインの産地とは、アフリ
カ大陸最北端の国【チュニジア】!!
驚くなかれ、世界のワイン愛飲家のなかでも知る人ぞし
る、チュニジアという国はなんと、今や世界有数のワイ
ン大国となったフランス、イタリアのワイン史の起源は
ここにあり!!、かつてヨーロッパにワイン造りを伝えた
とされる海洋民族フェニキア人が、各地に築いた殖民都
市のなかでも『海の帝国』と呼ばれ、ローマを嫉妬させ
るほどの繁栄を誇っていた地、それがアフリカ最北端の
国、現在のチュニジアなんです!!
海洋貿易によって経済力をつけたチュニジアは、農業に
関しても先進技術を有していて、古代の最も有名な農学
者であり醸造学者だったチュニジア人マゴンの著書「マ
ゴンの農業書」は、ラテン語、ギリシア語に翻訳されて
ヨーロッパに広まり、その結果ワインの栽培・醸造法が
ローマに伝えられたと言われるほど!!
まさにヨーロッパワイン史の起源!!
つまり、【sirocco シロッコ】と名の付いたこのワイン
は、今日世界のワイン勢力図の頂点に君臨するフランス、
イタリアの原点は我々にあり!!と誇示するかのような、
しかし世界でもその味わいを知る愛飲家は限られている
マニアさん垂涎のワインなんです!!
チュニジアは、北アフリカの地中海沿岸に位置し、サハ
ラ砂漠に属する南部を中心に、国土の大部分を砂漠気候
やステップ気候といった乾燥地帯が占めますが、北部地
中海沿岸は地中海性気候となっているためたくさんのブ
ドウ畑が広がっています。
地中海の恵とサハラ砂漠の厳しさを併せ持ち、公用語も
アラビア語とフランス語が飛び交うチュニジアの文化は、
多彩な色を持つモザイク文化。
紺碧の海に壮大な砂漠、そして白亜の建造物が織り成す
独特の文化に魅了されたフランスやイタリアの超VIPセ
レヴたちがお忍びでヴァカンスに訪れる高級リゾート地
でもあります!!
チュニジアワインの生産量は、ロゼが60%~70%、赤は
25~35%、白は5~10%となっていてなんとロゼワイン
が主流!!、つまり、チュニジアにヴァカンスに訪れるヨー
ロッパセレヴたちが海辺の見えるレストランで、高級リ
ゾートホテルで、様々な場面で必ずと言ってもよいほど
堪能するのがチュニジア産ロゼワイン!!というわけなん
です!!
本日ご紹介の[シロッコ・ロゼ]は、地中海にほど近い
チュニス近郊の葡萄園でベルギー人醸造家の造るモダン
なスタイルのチュニジアワイン。ワイン文化の発祥とも
いえるこの地ですが、もともとイスラム教徒のアラブ民
族が多く、生産されたワインの国内市場は観光客向け以
外ほとんどないといっても過言ではありませんが、その
気候風土、テロワールに魅せられてヨーロッパからこの
地へワイン造りへやってくる醸造家も多く彼もその一人。
そうして出来たワインは、ヨーロッパ本土へ輸出されて
賞賛を浴び、またその味わいに魅せられてこの地に移住
する醸造家が後を絶たない、というわけなんです!!
地中海の恵まれた気候を受けて完熟したシラー種100%、
なんとそれは樹齢60年にもなる古樹で、手づみで丁寧に
収獲し、綺麗なバラ色のワインに仕上げました!!まさに
この地を訪れるヴァカンスセレヴを意識した、繊細で高
貴な味わいはまさに【リゾートロゼ】の決定版!!
『摘みたて大粒イチゴと甘酸っぱいチェリー、そして薔
薇のニュアンスを感じる素晴らしい香り・・・
赤果実のチャーミングさのあとに、シラーの古樹らしい
カカオのような芳醇な苦味の余韻もあり、ロゼワインに
は無い奥行きを醸し出しているんです!!
恐るべし、北アフリカ情熱大陸の生命力!!』
※ここ日本で飲めるなんて奇跡です!!※
心もカラダも開放されながら、サハラ砂漠からの情熱の
風に吹かれてたっぷりと、たっぷりとご堪能いただけれ
ばと思います!!