その味わいたるや、[ワインスペクテーター]誌は、こう
コメントしています。
『これはいわば熟練したパワーを持っているが、その表
情は全てシルクとフィネスである。チェリー、ストロベ
リー、カラント、ミネラルのアロマとフレーバーが口の
中で密かに広がり、この強い味わい構造は、最後まで長
く続く。その余韻はこのワインにとっての最高の特徴で
ある。2016年から2035年まで最高の飲み頃。28ケースが
輸入された。
(Jun 15, 2012号より)』
アメリカ全土においても、わずか28ケースしか輸入され
なかった、まさに超幻のワインで、その味わいは、まさ
に『クジャクの尾羽』らしく、数々の味わいが次々と口
の中に優美に現れる、物凄いポテンシャルが表現されて
います。
【Collectibles】(コレクションすべきワイン)の最高称号
を獲得したこのワインが、飲み頃を迎える2016年には、
きっと10万円以上の価格に高騰すること間違いありません。
もう二度とない最初で最後のご紹介となります。
是非ともこの機会に、一生のお宝として、この世界最高の
【偉大なるミュジニィ】を手に入れていただければと思
います。
メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは1880年にブルゴーニュ
ワインの中心地ボーヌに創立され、130年もの間、
家族経営にこだわり、頑なに創業当時から受け継がれる
テロワールへの信念を守りつづけるブルゴーニュを代表
するワイナリーです。
また、ワインオークションでも有名な慈善病院オスピス・
ド・ボーヌに自社のぶどう畑を寄贈していることでも知
られており、偉大かつ洗練されたドルーアンのワインは、
世界の超一流店での活躍をはじめ、世界中の愛好家の
絶賛を浴びている、ブルゴーニュの誇りです。
ワイン造りにおいては、各々のテロワールが生み出す
本来の個性を最大限に引き出すこと...
そして、頑なに伝統を守りながら、エレガンスの追求
すること...
そのスタイルは、2つの言葉に集約されます。
「エレガンスとバランス」
テロワールへの最大の敬意と、ぶどう樹に対する愛着、
そして彼らの経験と絶え間ない研究開発により、偉大な
ぶどう畑が、その本来の力量を発揮します。
1976年より除草剤などの化学薬品は一切使用せず、
1988年にはエステートマネージャーのフィリップ・ドルー
アンにより、本格的なビオロジックへの転換を終え、
1990年代よりビオディナミに取り組んでいます。
畑は、伝統的な鋤(すき)を使って耕され、肥料も野菜
で造った天然の堆肥を使用しています。ぶどうの様々な
病害や害虫などの対策には、天敵である捕食動物やバク
テリアを使います。このことは、環境にやさしいだけで
なく、何より同社のポリシーである純粋なテロワールの
表現のためには最良の手法です。
苗床の管理は大変重要であり、古いぶどう樹の遺伝的性
質が保全されるよう、台木の選定にはこの上ない厳格さ
で臨みます。ぶどう畑は、1ヘクタールあたり10,000~
12,500本のぶどう樹を植える、大変な密集栽培を行って
います。さらに、樹と樹の間には雑草をそのまま生えさ
せておきます。これにより、ぶどう樹は養分を求めて根
を底土深くまで伸ばし、甘やかされず果実に成分を凝縮
するようになります。
収穫時期の決定には、糖度・酸度・タンニン分などの、
ひと通りの調査を経なければなりませんが、各々のぶど
う畑には経験と伝統に根差した、最適な収穫タイミング
の決定的要素というものがあり、最終的にはそれに従い
ます。
収穫はもちろん、すべて手摘みで行われ、小さな箱に入
れて輸送します。ぶどうを傷つけないために、大きなコ
ンテナは使わず、極めて手間のかかる作業をするのです。
搾汁の前には、ベルトコンベアでぶどうをゆっくりと移
動させながら、さらにぶどうの房を厳選する最終チェッ
クを行います。そのまま搾汁するのか、あるいはぶどう
の梗を取り除いてから行うのか、その決断もぶどうの状
態をチェックし、実際にテイスティングをした結果で決
定します。
醗酵では、培養酵母を加えることは一切せず、本来のぶ
どうがもっている自然の酵母のみで行われます。
メゾン・ジョゼフ・ドルーアンのワインは、頑なに守り
抜かれる伝統と、最新技術の融合がおりなすものです。
はるかな歴史を持つボーヌ市の中心に位置すること、
ぶどう畑開拓とぶどう栽培における長年に亘る経験が培っ
た専門知識...メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、真の
ブルゴーニュスタイルを貫くワインメーカーとして、
ブルゴーニュの誇りになっています。
1880年の創業以来、メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは、
それぞれの土地の地方色、そして各々のヴィンテージを
忠実に反映されるワイン造りを続けてきており、世界中
の愛好家から絶賛されています。
各々のアペラシオンが持つ本来の個性を最大限に引き出
すこと...伝統を頑なに守りながら、メゾン・ジョゼフ・
ドルーアンのエレガンスの追求が留まることはありませ
ん。